EUナンバープレートをフロントバンパーに装着しました。
前回はリアに装着しています。
装着方法については3パターン試しました。
フロントバンパーへの取り付け方法
フロント側への取り付け方としては、一つの方法としてEUナンバープレートに穴を開け、日本のナンバープレートのボルトを一緒に通すやり方があります。
しかし、せっかくオーダーしたプレートに穴あけ加工するのは抵抗があるので、別の方法を検討しました。
EUナンバープレート用のフレームを用意
YouTubeの海外スイフトスポーツレビュー動画を見ていると、ナンバープレートはフレームに収められたうえで装着されているようでした。ネットショップを検索すると、EUナンバープレート用のフレームがありました。
需要があまりないと考えられ、価格は数千円から1万円弱くらいの製品がありましたが、そのなかでも¥1,500ちょっとで買えて、しかも日本の会社が出している(が、生産はどこの国か知らん。。。)製品がありました。
EUライセンスフレーム AK8359BK ライセンスプレート用フレーム ブラック(G-TECH)
¥1,552(税込み)Amazonにて購入

メーカーのWebページにはこれのカーボン調のバージョンもあるようでしたが、どこにも売っていませんでした。そのため、自分でカーボン調シートを貼り付けました。
伸縮性 リアルカーボンシート 業務用 切り売り 152×30cm 黒 HE-0020(ホークスアイ HAWK’s EYE)
¥715(税込み) Amazonにて購入


↓「つぶさないで」というラベルが貼られているのですが、

↓虚しく潰れています。。。

しかし、施工時には問題無い程度の潰れでした。
何回か失敗して使い切ってしまい、再度カーボン調シートを買い直しました。
せっかくなので、1回目と違う製品にしました。
3D カーラッピングフィルム 黒 152×30(TARO WORKS)
¥880(税込み) Amazonにて購入

こちらのシートは、空気抜きがしやすいようにシボ加工がされています。

カーボン柄もちょっと違いがあります。
←がHAWK’sEYE、→がTARO WORKSのものです。


ドライヤーで温めながら貼りました。フレームの端は曲線がきつくてシワが寄ってしまいましたが、遠目には目立たないので妥協しました。。。
フレームにEUナンバープレートをセットする手順
フレームに説明書は付いてこないので、EUナンバープレートのセット方法はカンで見出しました。
フレームの上部4箇所にあるツメと、下部に4箇所あるストッパーで固定
↓赤く囲った箇所がツメ、黄色く囲った箇所がストッパーです。
フロントバンパーへの取り付けを3パターン試した
さて、フレームを用意したところで、日本のナンバープレートを上から被せる形で装着するのですが、試行錯誤して3パターンの装着方法をトライしました。
取り付けパターン1(高さ変更用のナンバーステー利用)
高さ変更用のナンバーステーを用意
ナンバープレートステー オフセットナンバーステー ブラック K421 セイワ(SEIWA)
¥2,218(税込み・送料込み)Amazonにて購入

ナンバープレートの取り付け位置を高くするためのステーです。これをEUナンバープレートで挟むことで、日本のナンバープレートを取り付ける事ができます。
フレームの背面にはたくさんの穴が空いています。
フレームとステーを重ねて車体のナンバープレート装着ネジ穴に取り付けます。
この重ねる分の長さを考慮したボルトも用意します。↓EUナンバープレートフレームとステーを重ねた厚さが5mm弱になるので、この分を補う長さのボルトを用意します。
元来は長さ15mmのボルトでナンバーが取り付けられていて、今回+5mmになるので、20mmの長さのM6xP1.0のボルトを探しました。↓
フランジ付ボタンキャップボルト(M6×P1.0×20mm) 1個入り 0900-062-10003(キタコ KITACO)
¥249(税込み)x2 Amazonにて購入
太さM6、ピッチ1.0、長さ20mmのボルトです。
写真を取り忘れていまいました。。。が、同じシリーズのボルト(長さ25mm)が手元にあるので参考までに↓

フランジが付いているので、締め付けた時の圧力が分散し、樹脂製のフレームをいたわれると思いました。
また、フレームが樹脂製なので、ボルト取付部保護のため樹脂製ワッシャーも買いました。
ナイロンワッシャー(タイプφ6) 10個入り 0900-090-09030(キタコ KITACO)
¥198(税込み) Amazonにて購入
これまた写真を取り忘れてしまいましたが、ボルトと一緒にチラ写りしていた写真があったのでトリミングしてみました↓
先にフレームとステーの取り付け
日本のナンバープレートを外し、
EUナンバープレートはまだフレームにセットせず、まずフレームとステーを車体に取り付け、

EUナンバープレートをセットすれば、すっかり欧州車の雰囲気です。
地域ステッカーは文字間のスペースに貼るのですが、日本のナンバープレートを装着すると完全に隠れてしまうので、貼付は見送りました。
日本のナンバープレートをステーに取り付けて完成
ステーに日本のナンバープレートをボルト締めします。
なかなかうまくいきました。
ただ、EUナンバープレートとバンパーの高さが合っていないのがとても気になります。。。
取り付けパターン2(パターン1を改変)
先述の取り付けパターン1で、バンパーとEUナンバープレートフレームの高さが合っていないことを解消するべく、方法を考えました。

そのままではナンバープレートステーのネジ穴は、EUナンバープレートフレームのネジ穴に届かないので、ステーを経由させることを考えました。
ユバーサルステー ストレート/70mm M6ボルト用/3PLCS 汎用 ブラック 0900-529-10401 キタコ(KITACO)
¥251(税込み)×2 Amazonにて購入

表側
裏側
EUナンバープレートフレームの裏側(車体と接する面)からステーをネジで固定するのですが、このネジの頭の高さ分、取り付けると車体バンパーとの隙間になってしまいます。

そのため、「低頭ネジ」を用意しました。
超低頭 小ねじ セット (ナット ・ ワッシャー 付) デジタルパック ステンレス (呼び径d)6mm x (長さL)12mm (入数:4本) 10179271(ダイドーハントDAIDOHANT)


取り付けパターン2での装着
EUナンバープレートと車体バンパーの上面がいい感じに揃いました。
↑写真撮影時に露出に失敗してネジの判別がつかなくなってしまいましたが、上はナット、下がバンパーに固定しているネジです。

今度は日本のナンバープレートの位置が上がりすぎてしまった
EUナンバープレートフレームの高さは車体バンパーとマッチしましたが、今度は日本のナンバープレートの位置が上がりすぎてしまいました。
フロントど真ん中という感じです。。。

取り付けパターン3(角度変更ナンバーステー利用)←これで落ち着く
「取り付けパターン2」では日本のナンバープレートの位置が高くなりすぎてしまったので、また別の取り付けパターンを考えることにしました。
今度は「ナンバープレートステー」を別のものにしました。「取り付けパターン1」「取り付けパターン2」では高さ調整用のナンバープレートステーでしたが、今度は単に角度変更用のナンバープレートステーを用意しました。
ナンバープレートステー エアロスタイル K308 (セイワ SEIWA)
¥1,352(税込み) Amazonにて購入


取り付けは難易度が高め
このステーはプレートがEUナンバープレートフレームの前面を1/3ほど覆う形になりますが、

これが取り付け作業を難しくしています。
まず、このナンバープレートステーが届いて、開封してその形状を確認すると「取り付けられるかな…?」とたちまち不安になりました。
5度の角度を付けるステーの下端がEUナンバープレートの面スレスレ

今回の用途では5度の角度は不要なので、手で曲げて角度調整しようと頑張りましたが、びくともせず、あきらめました。
ステーの取り付け穴とEUナンバープレートフレームの取り付け穴が微妙に合わない
↓の画像のように、微妙に穴が合いません。が、フレームを押し付けるとなんとかボルトが通せました。

ステーに付属のナンバープレート取り付けネジだとEUナンバープレート面に干渉する
ナンバープレートステーに付いてくるナンバープレート取り付け用のボルトですが、この長さだとナンバープレートやワッシャー、ばね座金の厚さを考慮してもEUナンバープレートに干渉しそうです。

そのため、長さ10mmのM6x1.0のボルトを用意しました。
ボタンキャップボルト(M6×P1.0×10mm) 2個入り 0900-060-20001(キタコ KITACO)
¥180(税込み) Amazonにて購入
ナンバープレートステー(K308)とEUナンバープレートフレームをステーで連結
裏面
EUナンバープレートフレームの裏側からボルトを通し、表面の方からナットで締めます。

表面はナンバープレートステーの板が被っているので、横からラジオペンチでナットをつまみ、ある程度ボルトを回してから、今度はラジオペンチからスパナに替えて締め上げました。
片側のステーは斜めにしないと穴が合いませんでした。。。

表面

ステーとEUナンバープレートフレームの間に樹脂ワッシャー(1mm厚)を2枚重ねて挟みました。

↑ここに、車体バンパーのナンバー取り付け穴に取り付けるボルトを通すのですが、これが結構たいへんでした。
ナンバープレートステーが干渉して取り付けボルトがすんなりと入らなかったです。
が、EUナンバープレートフレームの樹脂は結構柔軟だったので、曲げたりしながら押し込み、なんとか通すことができました。

ここまで来れば、バンパーに装着するだけなのですが、先述したようにバンパーへの取り付けボルトの位置にナンバープレートステーの板が被っていて、そのままではボルトが回せません。。。
ナンバープレートステーにボルト回し用の穴あけ加工をする
六角ボルトであればナンバープレートステーとEUナンバープレートフレームの隙間からレンチを差し込んで回せそうですが、今回用意したボルトが六角レンチで回すものだったので、なんとかして六角レンチを差し込める状態にしなければなりません。ナンバープレートステーはアルミ板なので、電動ドリルで穴あけ加工を行いました。
まずポンチで穴を開ける位置に印を打ち、
オートポンチ UDP-4(京都機械工具 KTC)
¥2,018(税込み・送料込み) Amazonにて購入

(ポンチを打つ場所を間違えてしまい、印が2つありますが、下の方が正解です)
次に電動ドリルでナンバープレートステーに穴を開けました。

2mmのドリル(ダイソーで購入)で穴を開け、

5mmのドリル(ダイソーで購入)で穴を拡張しました

これでボルトが回せるようになりました。
車体バンパーに装着


最後にフレームにEUナンバープレートを収めて完成です。

装着後

良い感じに収まりました。一人で(・∀・)ニヤニヤしています。
機能性はまったくありませんが。。。
フロントバンパーとEUナンバープレートフレームの装着面には隙間ができる
フロントバンパーは曲線になっているので、EUナンバープレートの面との間に隙間ができます。


が、走行中に振動してバンパーとバタついている様子もなく、今の所不具合は起こっていません。
YouTubeでEU圏のスイフトスポーツ動画を確認すると、バンパーにナンバープレート設置のための台座が付いているのが確認できます。
その台座にナンバープレートフレームが付いているという感じです。台座はちょっと手に入りそうにない(現地のパーツ屋さんを探せば買えなくはないかと思いますが、、、)し、アウトバーンを走るわけでもないので、そこまでしなくてもいいかなと思いました。

EUのナンバープレート(ユーロナンバープレート、ヨーロピアンナンバープレート)をスイフトスポーツZC33Sに装着しました。
まず、装着してもいいのか?
装飾パーツ扱いで、装着後の突起、全長(+4cm以内)など規定内でであれば問題ないようです。
きっかけ
輸入ヨーロッパ車にEUナンバープレートを装飾している車はたまにありますが、なぜ国産車ど真ん中のスズキ スイフトスポーツZC33Sに装着しようと思ったのか?
スイフトスポーツはEU圏でも走っている
スイフトスポーツを買う前も、買った後もYouTubeでよくスイフトスポーツのレビュー動画を視聴していたのですが、そのうち日本のレビュアーの動画はだいたい見尽くしてしまい、関連動画で出てきた香港や台湾のレビュアーによる動画も見始めました。言葉は全くわかりませんが。
それで、スイフトスポーツは海外展開されていることを知り、続けてシンガポールやメキシコ、オーストラリアと続き、そのうちEU圏(ドイツ、イタリア、イギリス、オーストリア、ポルトガル、フランス、、)のスイフトスポーツレビュー動画も見るようになりました。言葉は全くわかりませんが。。。
そんな動画に登場するEUを走るスイフトスポーツZC33Sを見て、EUナンバープレートの装着するのもいいな、と思いました。
スイフトスポーツZC33Sの海外レビュー動画(YouTube)
これまでに視聴したスイフトスポーツの海外レビュー動画のブックマークを数えたら、80本もありました。。。せっかくなので、いくつか紹介します。
ほとんどが現地の言語で話されており、何を言っているかさっぱりわかりませんが、日本のスイフトスポーツのレビュー動画を見ていれば、何について話しているかはわかります(内装プラスチックのコストカットのことを言っているんだな、とか)。
ヨーロッパ
イギリス
イタリア
オーストリア
オランダ
スイス
スペイン
ドイツ
ハンガリー
フランス
ポーランド
アジア・オセアニア
オーストラリア
シンガポール
台湾
香港
南米
メキシコ
というかスイフトスポーツZC33SはEU圏を前提に作られているのでは?
スイフトスポーツの海外展開を調べていると、そもそも海外を基準にに作られているのでは?と考えると疑問だった車の仕様が理解できるような気がしました。
具体的には
・スピードメーターが260kmまできってある
→なんで使いもしない速度域がスピードメータの大半を閉めているのだろうと思っていたのですが、それは日本の中での感覚であって、YouTubeでドイツのアウトバーンの走行動画を見ていると、あっという間に160kmくらいまで出ているし、スイフトスポーツで220kmくらい出している動画もありました。一般道でも街中でなければ100km超で走っています。
・車幅がノーマルのスイフトに比べて広くなっている
→日本ではスイフトスポーツはノーマルのスイフトに比べて車幅が40mm広くなっている点がスポーツゆえん、と思っていたが、海外のノーマルスイフトはスイフトスポーツと同じ1735mm。
改めて前後のバンパー形状を見てみると
バンパーの造形は日本のナンバープレートの幅に対してはずいぶん余裕があり、細長いEUナンバープレートでちょうどな感じになっています。

ヨーロッパ圏で販売されるスイフトスポーツはハンガリーの工場で作っているみたいですが、静岡の工場で作っていてもスピードメータの仕様とかバンパー形状とかローカライズしないあたり、コストダウンが徹底しているんだな、と思いました。
ホンダ車は、軽自動車とミニバン以外の車種は日本市場ではついでに売ってます感がすごく出ていますが、スズキも海外展開車の基準は海外なのだということが実感できます。
ただ、2022年現在ではEU圏、台湾、香港などのスイフトスポーツはマイナーチェンジされて、マイルドハイブリッド化された仕様になっているようです。YouTubeのレビュー動画見ている感じだと、純ガソリン車仕様のスイフトスポーツが売られているのは日本とオーストラリア、ニュージーランドくらいですかね。
ドイツ製のEUナンバープレートを注文
というわけで、EUナンバープレートを調達するわけですが、
現地で実際に登録に使われているナンバープレートと同じ製品仕様で、文字を指定できるオーダーメードの製品を購入しました。
楽天のショップで注文できます。本当にドイツで加工されて来るようです。
ドイツナンバープレート レプリカ地域ステッカー付き
¥8,690(税込み・送料込み) 楽天【
インターマニア】にて購入
2枚セットです。

↓ユーロナンバープレートに貼る地域ステッカーと、車検ステッカーのレプリカ付きにしました。選んだ地域はバーデン=ヴュルテンベルク州シュトゥットガルト。ポルシェ、メルセデス・ベンツの本拠地です。

ほかにバイエルンやヴォルフスブルク、チューリンゲンなどが選べます。
車検ステッカーは年によって色が違うのですが、スイフトスポーツの車体色に合わせて2019年バージョンを選びました。
地域ステッカーの出来については、イラストの輪郭に滲みがあって、正直良くないという印象なのですが、本物を見たことがないので比較もできず、実のところは本物もこの程度なのかもしれません。
注文からちょうど1ヶ月で届きました。
オーダーしたときにはすでにウクライナの戦争の影響で、ヨーロッパの物流が影響を受けていました。どの経路で日本まで届けられるのかは不明でしたが、参考までに自分が調べたところ、ドイツからの航空便は船便に切り替わっており2ヶ月ほどかかるという情報もあったのですが、想定していたよりも早く届きました。
“grewe”という刻印が見えます。
調べてみるとドイツの会社で、EUナンバープレートの加工機械などを製造している会社のようでした。
日本国内で同様のインテリアプレートをオーダーできるところもある
本格仕様にこだわらなければ、日本国内でEUナンバープレートと同じサイズで文字をオーダーできるインテリア金属プレートを作ってもらえるところもあります。
中古の本物プレートを買うという手もある
文字にこだわらなければ、実際にEU圏で走っていた車のEUナンバープレートも売られています。本当に本物ですが、中古なのでキズがついていたり、どんな文字が打たれているかわかりません。値段はオーダーして作ってもらうプレートと同じくらいか、むしろ高い場合もあります。
装着方法
フロント、リアともに日本のナンバープレートの下に重ねるように装着します。
リアバンパーへの装着
リアの日本のナンバープレートは封印がされているので、これを外す方法だと陸運局に行って作業をする必要があります。
(陸運局の敷地内で封印を壊し、ナンバーの取付作業をしたうえで、陸運局の人に再封印してもらうという流れ。)
先にEUナンバーを取り付け、鉄板を曲げたようなステーを用意して日本のナンバープレートを取り付けて上から被せる、という形が理想ですが、ステーに日本のナンバープレートを取り付けるのが認められるのかよくわからない(ネットで調べても実践している人がいない)ので、この方法は見送りました。
バンパー下部の開口部を利用し、両面テープとタコ糸で固定
スイフトスポーツZC33Sはリアのナンバープレート周りのバンパーが大きく開口しているので、日本のナンバープレートを取り外さなくても、挟み込む形で下の方にEUナンバープレートを差し込むことができる余裕があります。
ただ、隙間に余裕はないので、日本のナンバープレートの右側の封印がないボルトを外して少し遊びが出るようにしてから、EUナンバーを差し込みます。日本のナンバープレートの縁の処理が粗いので、差し込む際にEUナンバープレートを傷つけてしまう可能性が大きく、養生はしたほうがいいと思います。↓では養生テープをびっしり貼って養生してみましたが、装着後にはがすのが大変だったので、薄い布を被せるくらいがいいかもしれません。。。
あらかじめEUナンバーの裏側には両面テープを貼っておき、日本のナンバープレートの下に挿し込み、固定します。
日本のナンバープレートが強く挟み込む形になるので、サーキット走行でもしない限りは落ちないだろうと思います。
念のため、EUナンバーの中心にタコ糸を巻きつけ、日本のナンバープレートのボルトに巻いて万一の落下に備えておきました。
EUナンバープレートの縁の処理はやや粗いので、カーボン調シートを施工してバンバー樹脂の保護としました。
↓画像の黄色く囲った部分には、EUナンバープレートなどの横長のプレートを取り付けるためのガイドっぽい造形が見えます。本来はこの位置にプレートを取り付けるものと思います(YouTubeのEU圏のスイスポのレビュー動画でもこの位置に取り付けられていることが確認できます)。
リアバンパーへの装着完了

EUナンバーの隠れ具合
日本のナンバープレートを上から被せているため、EUナンバープレートのほとんどが隠れます。


続いて、
フロントバンパーへの取り付けです。↓
スイフトスポーツZC33Sの荷室には左側に、申し分程度の手動スイッチのランプが付いています。
が、スイッチがとても小さく、暗い状況ではどこにスイッチがあるかわかりません。何度か使いましたが、こんなんだったらむしろ付けなくても良かったのでは?と思えるほどです。
そこで、ハッチを明けた時に自動で点灯するLEDライトを設置しました。
電池式のセンサーライト(汎用品)を使う
センサーLEDライト
¥1,380(税込み) Amazonにて購入

・単3乾電池3本使用
・スイッチはON、OFF、AUTO(赤外線センサー)の3パターン
・センサーの角度がある程度調整できる

・台座があり、ライト本体とマグネットで取り外しできる

現在、購入したAmazonでは取り扱いが終了しているようです。
普段は荷室を明けた時に自動点灯する室内灯として機能しますが、マグネットから離してハンディライトとして持ち出すこともできるのが大きな長所です。
同じような製品はたくさんあるのですが、ポイントとしては
「乾電池」仕様がポイント
です。
この手の中国メーカーのLEDライトは、電源が内蔵電池(リチウムイオン電池)でUSB充電仕様のものが多いです。
自宅のクローゼット内で使用するならよいかもしれませんが、高温になる自動車内ではリチウムイオン電池はちょっと不安があります。
また、内蔵バッテリーの劣化も気になります。内蔵バッテリーの寿命=製品の寿命になってしまいますから。
なので、乾電池式であれば安全性と製品の耐久性が期待できると考えました。
設置箇所
スイフトスポーツZC33Sの荷室にあるトノカバーに覆われる中に設置することになります。
でないと、夜間に車内で人が動いたり、駐車中にリア付近を人が通りかかったりする度に無駄に点灯してしまうかもしれません。(試してはいないので、何とも言えませんが。。。)
最初はトノカバーの内側に取り付けを試みました。
が、トノカバー内側の表面が繊維状になっており、いろんな両面テープを試したのですが、良くても1日程度で落下してしまいました。
最終的な設置場所
荷室内右側のこの位置に先述したスコッチのダッシュボード用超強力両面テープで取り付けました。
スコッチ 取り外せる 超強力両面テープ プレミアゴールド自動車ダッシュボード用 15mmX1m KCD-15(3M)
¥698 Amazonにて購入

左側には(使い勝手の悪い)純正のラゲッジルームランプが配置されているので、なにもない右側に設置がいいかと考えました。
↓ライト本体と台座はマグネットでくっつきます
感想
夜間、ハッチを開けるとすぐに明るく点灯してくれるので、便利になりました。また、純正のラゲッジルームランプは手動スイッチなので万が一切り忘れる可能性もありますが、センサーライトなら自動で消灯してくれるし、消灯しても再度感知すれば点灯してくれます。私はあまり荷室を使わないので、電池式のセンサーライトで十分と感じています。
フロントカメラを設置しているのですが、フロントバンパーに取り付けたカメラの配線をエンジンルームを経由して室内に引き込んでおり、その方法についてです。
エンジンルーム内のグロメットを通して配線
エンジンルーム内の各種配線を室内に引き込んでいる箇所があり、その境界に「グロメット」というゴム部品が付いています。


グロメットは車内の助手席グローブボックスを外したときに、奥に見える所に通じています。

エンジンルーム内からの配線が引き込まれています。
(↓画像で黄色く囲った青い物体はエンジンルーム内から通してきたものです。)

ネットで調べると、ここを通す方法が紹介されている場合が多いですが、その方法がグロメットに穴を開けてしまう、という手法になっています。私は車をいじる際にはなるべく加工をしたくないので、このグロメットに穴を開けない方法を採りました。
グロメットを部分的に外し、空いたすき間から配線
エンジンルーム側からグロメットの(向かって)左側を部分的に外し、そのすき間に配線を通しました。

グロメットの外し方
グロメットの(向かって)左側であればなんとか手が届くため、を内装はがしなどを使いながらめくります。

画像を見ると簡単そうですが、実際にはスイフトスポーツのこの箇所は非常にアクセスしにくい場所にあります。
特に、手前に見える数本のパイプが難点で、グロメットの右側は手を入れて行う作業はできません。
間違っても右側までめくってしまわないように注意が必要です。
右側までめくってしまうと、まったく手が届かないので元に戻すのに大変苦労します。。。私は最初、室内側から配線通しでグロメットに配線する方法で行ったのですが、グロメットの右側がめくれてしまい、しかし手が届かないので棒状の工具でパイプのすき間からこねくり回し、なんとか元に戻しました。。。
室内グローブボックスの奥から配線が出てくる
↓のように配線が引き込まれます。

グロメットを元に戻して完了

細い線だと断線が心配かも
この方法はグロメットと車体金属との間に配線を割り込ませるため、配線に圧力がかかります。細い線だと断線が心配かもしれません。
私はフロントカメラの配線を行い、半年くらいになりますが今のところ不具合は発生していません。
私のスイフトスポーツZC33Sは年中、青空駐車なので特に夏の日差しが車内に降り注ぎ、気温も高くなっている状態は見ていていかにもダメージを受けていそうでツライです。そのため、サンシェードを購入しました。
購入したサンシェード
プライバシーサンシェード
¥9,300(税込み・送料込み)
楽天(趣味職人)にて購入

・フロントガラス、フロントウィンドウ×2の3点セット
・吸盤で取り付けるタイプ。
ちなみに同じシリーズでリア用のセットも販売されています。
長所
・車種専用設計なので、ウィンドウの形状にピッタリ合う点がなによりの利点です。


・外側の面も黒色なので、光を吸収して余計に暑くならないか?と思いましたが、実際に使ってみると特別暑くなっているということは感じませんでした。例年より20日以上も早く梅雨明けしたこの猛暑日において直射日光を遮ることができ、ハンドルやダッシュボードが激アツになることを防ぐことができていると実感しています。
気になる所
・ガラスに吸盤の跡が付きますが、拭けば取れるので問題はないかと。
・吸盤の取り外しが面倒で、急いでいるときは煩わしいかもしれません。しかし、サンシェードをするときは長時間車を離れる場合が多いと思うので、それに比べたらわずかな手間かと思います。

吸盤の位置が、、、
左上の吸盤がちょうど「法定点検」のステッカーが貼られる位置と被ってしまいます。

しかし、調べたところこのステッカーは、はがしても違反にはならないとのことです。
納車後の1年点検をディーラーで受ける当日に自分ではがし、点検後のステッカーは貼ってもらわないようにしました。(ステッカーは車検証と一緒に保管しています。)
さらに、ちょっと心配なのが「車検ステッカー」。
ルームミラーの後ろの位置に貼られていますが、この貼付位置が運転席側右上の位置に変更になるとのニュースが、、、
ただ、車検ステッカーはサイズが小さいので、貼付位置が右上隅っこにできるなら、このサンシェードの吸盤取り付け位置には影響しないと思います。
セーフティーパッケージ仕様に型どられているので、フロント上部に大きめのすき間ができる

セーフティーパッケージ車ではフロントウィンドウ上部にカメラセンサーユニットが取り付けられているのですが、サンシェードはこれを避けるように型取りされています。私の車両はセーフティパッケージ非装着なので、大胆にすき間ができてしまいます。
私の場合はドライブレコーダーを設置しているため都合が良いのですが、それでもけっこうなすき間ができます。気になる場合は、自分で布などを縫い付けるなど追加の加工が考えられます。私はそのうち加工しようと思います。