スイフトスポーツZC33Sの純正装着ホイールをじっくり見てみる

スイフトスポーツZ33SにRAYSのホイールを装着したので、現在手元にむき出しの新車装着ホイールがあります。夏の終わり頃にはスタッドレスタイヤを組み付ける予定なので、今のうちにじっくり見ておこうと思います。

純正装着ホイール概観

スイフトスポーツZC33S純正装着ホイール(正面)

コストカットはホイールにも

スイフトスポーツZC33Sは、走りの性能に多くの要素が振られており、それ以外の内装などについてはコストカットが徹底している印象です。

そのおかげで低価格で楽しめる車が実現されています。ただ、コストカットを単純に安く済ませてしまうのではなく、安く見えにくいような工夫が施されているのが良いです。

ホイールについても、凝った造形で安っぽい感じはしませんが、見えないところでしっかりコストカットされています。

外面はツヤツヤの黒ペイント。
スイフトスポーツZC33S純正装着ホイール(斜めから)

ところが、ちょっと内側になるともうペイントされていません。
スイフトスポーツZC33S純正装着ホイール(内側)

装着時に見えるところだけしっかり塗られていますね。

スイフトスポーツZC33S純正装着ホイール(内側)
検定印が押されているほか、謎のカタカナスタンプや、その他マジックで記号や数字が書かれています。大量生産しているであろうホイールにマジックで手書きとは何を管理しているのか純粋に気になります。
スイフトスポーツZC33S純正装着ホイール

ホイールのリム内側に一定間隔で付いている傷

ホイールのリム内側(タイヤ装着状態だと見えない)には、一定の間隔で引っ掻きキズが付いています。
スイフトスポーツZC33S純正装着ホイール(一定の間隔で引っ掻きキズ)
スイフトスポーツZC33S純正装着ホイール(一定の間隔で引っ掻きキズ)

少々傷が付くことと引き換えに、コストを下げることができる手法でタイヤを自動組付けしていると想像します。

製造メーカーは不明

ちなみにホイールのメーカーは不明。内側の刻印を見ても手がかりはないです。アルファベットの「J」のようなロゴが見えますが、謎です。
スイフトスポーツZC33S純正装着ホイール(刻印など)
スイフトスポーツZC33S純正装着ホイール(刻印など)
スイフトスポーツZC33S純正装着ホイール(刻印など)
スズキの自社工場内で生産なのでしょうか?

結論:良いホイール

粗を探すみたいな感じになっていますが、純正装着ホイール、良いです!

スイフトスポーツに新調したホイールを装着

新調したレイズRAYSのホイールに、現在使用中の新車装着タイヤを組み替えてもらいました。

新車装着のタイヤを新調ホイールに転用

納車時に付いてきた純正タイヤを新調したホイールに組み替えてもらうことで再利用します。

新車装着タイヤ
コンチネンタルContinental ContactSport5 195/45/R17
スズキ スイフトスポーツ ZC33S 純正装着タイヤContinental ContactSport5 195/45R17

このタイヤの幅は6.5Jで、新調したRAYS gramLIGHTS 57xtreme revlimit editionは7.0Jなので少し引っ張る感じになります。

持ち込みでタイヤ組み換えをしてもらえることろを探す

ネットで買ったホイールを持ち込んで、現在装着中のタイヤを外して組み換える

という作業をお願いするわけですが、依頼先については
・車を買ったディーラー
・大手カー用品店、タイヤショップ
と、ぱっと思い浮かぶ候補があるのですが、自分で買った用品の「持ち込み」による作業については例えばWebでの情報が無いなど、あまり積極的でない印象です。

いっぽうで、整備工場の情報が検索できる「グーネットピット」、タイヤ取付店が検索できる「タイヤピット」で整備工場を見てみると、だいたいどこも「持ち込み」作業の受付を明記しています。

なんやかんやで自分は整備工場のお世話になったことがありません。スイフトスポーツの車高やマフラー交換には興味があるので、将来そいういった作業をお願いできるところを探すのも兼ねて、この際、整備工場を探すことにしました。

条件:ホイールを丁寧に扱ってくれそうな工場

タイヤ組み換え作業は、タイヤチェンジャー(タイヤを交換する機械)の種類や、作業者の技術によってはホイールに傷がつくことがあるそうで、、、
というわけで、丁寧に作業をしてくれそうな整備工場を探すことにしました。
まあ、ホイールなんて道路を走れば人が力を加えるよりはるかに過酷な状況にさらされるので、大したことではないのかもしれませんが。。。

グーピットネットとタイヤピット(掲載店はだいたい重複していますが)で近隣の整備工場を検索して、掲載されている写真や情報、作業実績やレビューをみて、

・サポートアーム付きや、レバーレス方式のタイヤチェンジャーを使っている
・難しいタイプのタイヤ組み換えに対応している(21インチ以上対応など)
・作業実績が頻繁に更新されている
・実績に掲載されている作業中の写真などからホイールを大事に扱っている様子が伺える
 →例えば、ホイールをコンクリートの床に置く際に、ゴムマットや布などを敷いているか?


といった観点で探していきました。

タイヤの組み換え作業料金については、どこの整備工場も大差はないようです。なので、同じ作業料金なら丁寧に作業してもらえそうなところにお願いしたいですね。

依頼先を決めた

今回はグーピットとタイヤピットで前述した条件に合致し、特に作業実績をほぼ毎日更新されている整備工場さんを見つけて決めました。
作業実績を頻繁に更新されているところは少なかったです。

新調ホイール取り付け中

スイフトスポーツzc33sリフトアップ

組み換えの様子は撮影していませんが、しばらく見学させてもらっていました。

初めてホイールが外された状態をみたのですが、3月下旬に納車されて4ヶ月ちょっとなのに何とハブががっつり錆びていました。。。
フロント
スイフトスポーツzc33sハブの錆(フロント)
リア
スイフトスポーツzc33sハブの錆(リア)
降雪の中を走ったことがないのですが、3月だと道路に融雪剤がまだ残っているのでしょうか?

とても気になるので、スタッドレスに履き替えるときにはサビ取り&防止をDIYしようと思います。

取り付け完了

zc33sにRAYS gramlights 57Xtrem Revlimit Edition装着
zc33sにRAYS gramlights 57Xtrem Revlimit Edition装着
zc33sにRAYS gramlights 57Xtrem Revlimit Edition装着(フロント)
zc33sにRAYS gramlights 57Xtrem Revlimit Edition装着(リア)
納車される前から考えていたホイールが装着できて、感無量です。

7.0J幅のホイールに6.5J幅のタイヤを装着しているので、リムがむき出しです。擦らないように気をつけます。
7.0Jホイールに6.5J幅のタイヤ
早く7.0J幅のタイヤを履かせたいですが、ずいぶん先になりそうです。

費用

¥9,680
脱着、組み換え、ホイールバランスまで込みです。

RAYSのホイール(gram LIGHTS 57XTREME REVLIMIT EDITION)を購入

スイフトスポーツZC33S用にアルミホイールを購入しました。
レイズRAYSの『グラムライツgram LIGHTS 57XTREME REVLIMIT EDITION』です。
レイズRAYS gram lights 57xtreme revlimit edition

納車後4ヶ月でホイールを替えようと思ったのは、、、

ホイールを変えるのはまだ早いかな、とも思いましたが、冬が来ればスタッドレスタイヤを履かなければならないため、遅かれ早かれホイールをもう1セット用意する必要があります。

新車装着の純正ホイールに関しては納車2ヶ月もしないうちに左フロント側のものを擦ってしまいましたので、「新しい感」はなくなっていたりします。

今回購入した57xtremeをノーマルタイヤ用のホイールにして、新車装着ホイールをスタッドレスタイヤ用にします。

新車装着の純正ホイールは悪くない

新車装着ホイールのデザインは賛否両論のようで、それもわかる気がするのですが、画像や写真で見るより、実際に見ると良いと感じられる点があるホイールだと思います。具体的には、
・シルバーとブラック塗装に当たる光の反射
・運転席を降りてドアを閉める時の位置から見えるホイールの造形
が良いと感じています。

これらは静止画見ると造形からくるコントラストが再現できずに平面的になり、なかなか伝わらない点かなと思っています。

RAYS gram LIGHTS 57XTREME REVLIMIT EDITION

購入したホイールの仕様

・17インチ
・7.0J
・インセット+48
・PCB114.3
・5穴

レイズRAYS gram lights 57xtreme revlimit edition
レイズRAYS gram lights 57xtreme revlimit edition(内側)
レイズRAYS gram lights (側面)

納期:2ヶ月ちょっと

このホイールに関して、納車前からいろんなネット通販サイトをウォッチしていたのですが、どこも基本的に在庫はありませんでした。
一度、在庫ありの状態を見たのですがすぐに無くなっていました。

基本的にはショップに注文してメーカーに発注してもらうという流れになるようです。
(なので、買う時は覚悟します。)

4月半ばに注文し、当初の納期は6月下旬〜7月上旬とのことでした。
メーカーで生産枠が決まっているようで、私が注文したときは残り生産枠が8本だったとのこと。
どのくらいの周期で生産枠が用意されているのか不明ですが。。。

実際には6月半ばに納品されました。
ホイール内側にあるステッカーに日付が書いてあります。メーカー出荷日でしょうか?注文したショップから手元に届いたのはこの日付けから5日後でした。
レイズRAYS gram lights 57xtreme revlimit editionのサイズ等のラベル

RAYSホイール配送時の梱包

購入したショップから佐川急便で配送されてきました。メーカー出荷された箱の状態そのままのようです。
RAYSホイール配送時の梱包

ホイールを通販で買うのは初めてなので、輸送中に凹んだり傷ついたりしないか不安でしたが、そこはホイールメーカーなので、安心できる梱包でした。
RAYSホイール配送時の梱包
RAYSホイール配送時の梱包
RAYSホイール配送時の梱包
RAYSホイール配送時の梱包
RAYSホイール配送時の梱包
RAYSホイール配送時の梱包
RAYSホイール配送時の梱包
RAYSホイール配送時の梱包

1本だけ内側リムに塗装剥げ(3箇所)

ホイール4本中、1本だけ内側のリムに塗装剥げが3箇所ありました。
RAYSホイール内側リムの塗装剥げ
RAYSホイール内側リムの塗装剥げ写真の2箇所のほか、もう1箇所同様の塗装剥げがありました。
ダンボールの状態は問題なく、ホイール本体もビニール袋に入っていたことから輸送中ではなく、出荷段階で塗装剥げがあったと思われます。
まあ、車に装着すればいずれどこかに傷はつくであろうことから、問題はないと思いますが、素材むきだしになっているのでサビや腐食等につながらないか、ちょっと気になるところであります。

少し愚痴

ネット通販のショップから出荷お知らせメールが来ていたのですが、そこに書かれている内容の一部がちょっとアレでした。
要約すると

・配送業者さんから商品を受取る際に、その場ですべて開封して商品の状態を確認するように。
・さもなければ、傷などの損傷があっても配送中の事故なのか判別ができないから返品交換には応じない。


との注意書きが。

昨今、配送業者さんは忙しく、受領時にドライバーさんに待ってもらって、ホイールなんて大きなブツを4つも開封して状態確認するなんて現実的じゃないですよねぇ。。。
私は受領時は箱に外傷がないかを軽く確認する程度にとどめました。

購入後に、しかも配送する直前にこんなこと指示するなんて。。。

まあ、ホイールって決して安い買い物ではないし、このジャンルには神経質な客も多数いるであろうことは想像に難くないので、ショップ側がクレームを警戒するのは分かるんですがね。

ホイール取り付けに必要な物も揃える

ホイールナット

最初はRAYSのジュラルミンの色付きナットにしようと思いましたが、ホイールの塗装色の黒に合わせるため、シンプルな鉄製ナットにしました。

KYO-EI 協永産業 Bull Lock [ 袋タイプ 19HEX ] M12 x P1.25 5H車用 0653B-19
KYO-EI  協永産業 Bull Lock [ 袋タイプ 19HEX ] M12 x P1.25 5H車用 0653B-19

簡易的なロックナットです。
ロックナットじゃなくても良かったのですが、なぜかロックナットの方が安かったため。

ハブセントリックリング(ハブリング)

車本体のハブ経とホイールの中心穴の大きさが違いますので、それを合わせるパーツです。

今回購入したホイールのメーカーRays純正品。
(ちと高い。。。定番のKYO-EI製のものと悩みましたが、せっかくホイールメーカーの純正品があるので選びました。)

Raysのハブリング(73.0mmx60.1mm)2個入¥1,980 x2セット
RAYS ハブリング 73.0mmx60.1mm(外箱)
RAYS ハブリング 73.0mmx60.1mm(外箱ラベル)
RAYS ハブリング 73.0mmx60.1mm(2個入り)

取り外しやすいように切り欠きが入っているタイプを探しました。なんでも、固着する場合があり、タイヤ履き替えのときに苦労することがあるとか。
RAYS ハブリング 73.0mmx60.1mm

このハブリングは本来は別のスペーサー商品のセット品らしいのですが、単体購入も可能でした。
RAYSのサイトには掲載されていませんでした。サイトに掲載されているのは切り欠きのないハブリング(1個¥500)です。

さて、一通り揃ったところで、この新調ホイールに現在装着しているタイヤを組み替えてくれる整備工場を探します。

つづく。