座席の天井に設定されているアシストグリップですが、
スイフトスポーツZC33Sには運転席だけ付いていません。
もくじ
なぜ運転席だけついていないのか?
運転席だけ付いていないという状況から、
・走行中の揺れなどに対して、乗員が体を支えるためにつかむ
→運転手はハンドルを握っているから使わない→運転席にアシストグリップは不要。
ということでしょうか。
しかし、車種によっては運転席にもアシストグリップが設置されているものがあります。
運転席にアシストグリップを設置する目的
運転席にアシストグリップを設置すると、
・乗り降りするときに握る
・アシストグリップを利用した車内装備の設置
ということができます。
乗り降りするときに握る
スイフトスポーツの座席は座面の両脇が起き上がっていて、私の場合は、乗り降りの際に少し引っかかる感じになります。特に駐車場で隣との距離が少なく、ドアがしっかり開けた状態にできないときは、シートをズボンで擦りながら乗り降りするので、シートへのダメージも気になります。
アシストグリップがあれば、少し乗り降りが楽になるかと思います。
アシストグリップを利用した車内装備の設置
以前、後部座席のアシストグリップを使ったバーの設置を行いました。
運転席にアシストグリップを設置することで、前席側にもバーを設置することができます。
これと後部座席のバーにメッシュパネルを架けて天井に収納スペースを作ろうかと考えています。
アシストグリップの購入
スズキのディーラーにて注文・購入しました。
¥1,100(税込み)
下の方に写っているプッシュピンは、納品時は本体に付いた状態になっています。
装着するときは写真のように外しておき、車体に取り付け後に挿し込みます。
取り付け
ネットで検索した先人の取り付け記事を見てみると簡単に見えたのですが、実際やってみるとけっこう難しく、私の中では、もうやりたくない作業ランキングの上位に入りました。
運転席側にはアシストグリップが付いていないものの、内張りの中には取り付け穴が付いています。
この取り付け穴の箇所の内張りに穴を開ける作業が、難しかったです。
まず、助手席のアシストグリップの取り付け位置を参考にするのですが、参考程度にしかなりません。
次に、ドアモールを外して、内張りと車体の隙間から指を入れて、アシストグリップの取り付け穴の位置を確認しました。
この隙間からカッターを入れて、取り付け穴の中心あたりで車内に向けて切れ込みを入れました。
続いて、車内の方から切れ込みを中心にカッターで穴を拡張していきました。
プッシュピンが入らない
内張りに穴を開ける作業が大変なだけであって、無事に穴を開けられたらあとはアシストグリップを差し込み、プッシュピンを挿して完了なのですが、、、
このプッシュピンが固くて入らないという事態に、、、
アシストグリップの取り付け穴だけでなく、取り付けピンの形状に合わせて内張りをくり抜く
最初、グリップの取り付け穴の範囲だけ内張りをくり抜いたのですが、グリップを取り付けて最後に固定用のプッシュピンを挿し込もうとしたところ、固くて入りませんでした。
どうしたものかと考えていたところ、グリップの取り付けピンの周りに出っ張りがあるのに気づき、これが内張りに干渉して、アシストグリップのピンが取り付け穴にしっかりとささっていないことがわかりました。
この形状に合わせて内張りをさらに切り取ると、すんなりとプッシュピンを挿すことができました。
ちなみにこのプッシュピンはしっかりと差し込んだ状態にしないと、アシストグリップは簡単に外れてしまうので、大変危険です。
助手席の既設のアシストグリップを見て、同じ様な状態で取り付けできているか確認しました。
取り付け完了
苦労しましたが、無事に取り付けることができました。