2022年5月29日2022年6月5日

後部座席にLEDルームランプを増設した

スイフトスイフトスポーツZC33Sの装備に関して大きな不満点の一つである、
”後部座席にルームランプがないために、暗い”
という問題を解消すべく、後部座席にLEDルームランプを増設しました。

もくじ

後部座席にルームランプがないことによる影響

スイフトスポーツの”走り”を重視したパッケージングにより、後部座席のルームランプも省かれているということだと思うのですが。。。

夜間は本当に暗く、不便を感じるほど

夜間の駐車場では、車の側に電灯でも立っていない限り後部座席は真っ暗です。
例えば乗車前に手荷物を後部座席に積もうとしたときには、足元はおろか、今、座席に何があるのか確認するのも厳しいほどです。

前席のルームランプも光量が弱く、後部座席はほとんど照らされません。スイフトスポーツZC33Sのルームランプ(純正状態)

後部座席にルームランプの増設を検討

【最初の試み】プッシュ式の電池駆動ライトをルーフの内張りに面ファスナーで装着

まずは簡単な方法で済むなら、と電池式のプッシュライトを使うことを考えました。

プッシュライト DOP-904L(ELPA)
¥788(税込み) Amazonにて購入プッシュライト DOP-904L(ELPA)

単4乾電池3本で、本体を押すと点灯するライトです。クローゼットなどに簡易的に照明を設置するための製品です。

これの裏面にダイソーで買ってきた両面テープ付きの面ファスナー(マジックテープ、ベルクロ)を貼り付け、プッシュライト DOP-904L(ELPA)の裏面に面ファスナーを取り付け
車の天井の繊維に噛ませて固定しました。LEDプッシュライトを面テープで簡易的に天井に取り付けた様子 スイフトスポーツZC33S

効果としては適度な光量で後部座席暗い問題は解消しました。
しかし、プッシュ式ということで、使うたびに天井に手を伸ばして手動でON/OFFする必要がありました。
後部座席でのライト点灯はそれほど頻繁に行うわけではないので、こういった多少の難は問題ではなかったのですが、
一番問題だったのは、面ファスナーで付いているだけなので固定力が弱いことでした。

時間が経ってライトが落下した&固定する力が弱まってしまった

装着してしばらく(1ヶ月くらい?)は問題なかったのですが、ある日走行中にライトが落ちてしまいました。
取り付けルーフモールの繊維が面ファスナーのカギ?に引っ張られることで毛羽立ってしまい、面ファスナーと噛み合う力が弱まったようで、付け直してもすぐに落下するようになってしまいました。LEDプッシュライトを面テープで簡易的に天井に取り付けた様子 スイフトスポーツZC33S

やはり車両の電源を使う方式を検討する

とうわけで、ライトをしっかりと固定でき、車両の電源を利用することで電池交換の必要もなく、ドアの開閉に連動する方法を採るのがよいと思いました。

先に結論→後部座席の左右にLEDルームライトを設置

先に結果を示しますと、こんな感じになりました。後部座席にLEDランプを増設 スイフトスポーツZC33S

仕様

・前席のルームライトに完全連動(ON/OFF、ドアオープンでON)
なので、後部座席単体で点灯させることはできません

増設するLEDライトの電源確保

室内ライトの増設で、電源を確保する方法ついて調べると、ドアの開閉と連動する電源の配線をエレクトロタップで分岐させる方法がよく紹介されています。が、私は車をいじる際には後で純正状態に戻せる方法で行いたいので、配線を傷つける(という表現は語弊があるかもですが)エレクトロタップによる電源分岐以外の方法を調べました。

純正のフロントのルームランプユニットのバルブ接続部

ルームランプのユニット内、バルブ接続部から電源を取る

ネットを検索していると、前席のルームランプのバルブ(電球)接続部に配線を割り込ませる方法を紹介されている方がおられ、そのアイデアを拝借させていただきました。ありがとうございます。


基本的に↑で紹介されている資材、手順に沿って設置したのですが、少し異なる部分もあるので、以下に記録します。

フロントのルームランプユニットを外す

一連の作業をするにあたり、フロントのルームランプユニットをいったん外して作業する必要があります。
内張り剥がしを隙間にねじこんで、引き起こすと「バコッ」と外れます。内張り剥がしを使ってルームランプを天井から外す

この金属クリップで固定されているだけです。ルームランプユニットを固定している金属クリップ部

また、ユニットは電源コードとコネクタでつながっているので外します。(他に見える細い黒い線は後述の作業で後部座席のLEDから引っ張ってきた電源コードです)ルームランプユニットに付いている車両からの電源コードとコネクタ スイフトスポーツZC33S
コネクタはツメでロックされているので、押しながら引くと外れますルームランプユニット接続の電源コネクタを外す スイフトスポーツZC33Sルームランプユニット接続の電源コネクタが外れた状態 スイフトスポーツZC33S

取り外したルームランプユニット取り外したルームランプユニット スイフトスポーツZC33S

続いてランプのレンズを外します。養生テープで保護して、内張り剥がしで起こすと外れます。ルームランプのカバーを外す

これで、今回利用するランプのバルブ接続部にアクセスできます。

バルブはこのように挟まっているだけなので、ルームランプの純正バルブ スイフトスポーツZC33S

後部座席からの電源コードを引っ張ってきて、こんな感じで配線を割り込ませます(後部座席からの電源コードについては以降で記述しています)ルームランプのバルブ接続部に配線を割り込ませる(スイフトスポーツZC33S)

たぶん、電気工事的には荒削りな方法なのだと思いますが、ルームランプはドライブレコーダーやオーディオなどとは違い、ドアを開閉したちょっとした時間しか使わないので、自分の用途としてはよいかと考えました。

LEDルームランプの増設作業

必要な資材がちょっと多いです。

材料

後部座席へのルームランプの増設資材 スイフトスポーツZC33S

面発光フラットLED 8000ケルビン 白・14灯 2946(エーモン)
¥973(税込)×2 エーモン面発光フラットLED 8000ケルビン 白 2946

フラットLEDレンズカバー 乳白色拡散レンズ採用 1849(エーモン)
¥248(税込)
エーモン(amon) フラットLEDレンズカバー 乳白色拡散レンズ採用 1849

ダブルコード 0,2sq 10m 黒/白ライン 2804(エーモン)
¥530(税込)ダブルコード 0,2sq 10m 黒白ライン 2804(エーモン)

圧着接続端子 AV(S)0.12~0.3sq 7個入 3325(エーモン)
¥412(税込)エーモン圧着接続端子 AV(S)0.12~0.3sq 7個入 3325 の一組

丸型端子 穴径φ8 AV(S)0.5~2sq 7個入 3320(エーモン)
¥332(税込)エーモン 丸型端子 穴径φ8 AV(S)0.5~2sq 7個入 3320

細線用電工ペンチ 1431(エーモン)
¥1,200(税込)エーモン 細線用電工ペンチ  1431

配線止め金具(黒) 15.0×25.0mm 4個入 F233(エーモン)
¥136(税込)
LEDライトの裏面に2個貼り付けることで、↓エーモン 配線止め金具(黒) 15.0×25.0mm F233↓内張りの端に引っ掛けることができます。エーモン 配線止め金具(黒) 15.0×25.0mm F233

取付作業

ダブルコードを必要な長さに切る

電源をフロントのルームランプから後部座席の設置箇所まで沿わせる長さにカットします。長めに切るのが無難です。
ダブルコードという名前そのままに、2本の電源コードがセットになっています。ダブルコード 0,2sq 10m 黒白ライン 2804(エーモン)
・グレー色→+(プラス)
・黒色→−(マイナス)
と決めておきます。

LEDライトの電源コードをダブルコードと結合

LEDライトから2本の電源コードが出ています。

赤色→プラス(+)
黒色→マイナス(−)エーモン面発光フラットLED 8000ケルビン 白 2946

なので、

赤色(+)とダブルコードのグレー
黒色(−)とダブルコードの黒
を結合します。LEDライトの電源コードとダブルコードを結合する

ダブルコードを手で引っ張って少し分離させます。ダブルコードを分離

ダブルコードの先端のビニール被覆を取ります。細線用の電工ペンチを使うと簡単です。電工ペンチでダブルコードの被覆を取る

結合に使うのが圧着接続端子です。金属のパイプになっています。エーモン圧着接続端子 AV(S)0.12~0.3sq 7個入 3325 の一組

LEDライトのコードとダブルコードの先端をそれぞれパイプの両端から差し込み、ラジオペンチでギューと潰すと固定されるという仕組みです。LEDライトの電源コードとダブルコードを結合する
ただ、このままでは電気を通したときにむき出しで危険なので、セットになっているプラスチック製のカバーでしっかり覆います。LEDライトの電源コードとダブルコードを結合する(結合部分にプラスチックカバー)

ドアモールを外して、ダブルコードをフロントのルームランプまで配線

ドアモールを外すと、内張りと車体の隙間の空間が見えるのでダブルコードを前席のルームランプまで配線します。エーモン 配線止め金具(黒) 15.0×25.0mm F233モールを外してアクセスできる隙間からBピラーに配線を通す紛らわしくていすみませんが、↑の画像で見ている黒い線はLEDのコードではありません。。。ピラーの配線のイメージということで。。。前席のルームランプの穴から後部座席の位置まで配線を通すまたまたすみませんが、↑画像では黄色い配線通ししか見えていません。。

配線は、このような配線通しを使いました。前席のルームランプの位置と左右のピラーの間を通すのは、これがないと無理かと思います。エーモン(amon) 配線ガイド(エーモン)

セーフティーパッケージ”あり”だとカーテンエアバッグに影響するかも。。。

私の車体は”セーフティーパッケージなし”仕様なので、内張りと車体の隙間にはカーテンエアバッグが付いていません。
代わりに樹脂パーツで隙間が埋められています↓ピラー内側の樹脂(カーテンエアバッグのスペース)

セーフティーパッケージ”あり”の仕様だとエアバッグが仕込まれているので、もしかしたら配線がしにくいかもしれませんし、エアバッグ作動時に配線が何らかの影響を及ぼすかもしれません。

ここまでの作業を反対席側のぶんも行います。

後部座席LEDからのコードをフロントのルームランプユニットに引き込む

後部座席のLEDライトからの配線をフロントのルームランプユニットまで引き込んだ様子 スイフトスポーツZC33S

左右後部座席からの配線を前席のルームランプ側で結合する

前席のルームランプのバルブ接続部に電源を割り込ませるので、左右後部座席から引っ張ってきたダブルコードのプラス同士、マイナス同士を結合します。
・左後席LEDランプからのプラス線、右後席左後席LEDランプからのプラス線
 →ダブルコードのグレー色
・左後席LEDランプからのマイナス線、右後席左後席LEDランプからのマイナス線
 →ダブルコードの黒色
という感じです。左右後部座席からのダブルコードをクロスさせるので、ここでもダブルコードを手で引っ張って分離させておきます。
また、ビニールの被覆も取っておきます。

丸型端子 穴径φ8を使ってまとめる

結合は丸側端子で行います。左右からの線が一組のプラス線、マイナス線にまとまります。
後部座席の、右側LEDからのプラス線と左側LEDからのプラス線、後部座席の、右側LEDからのプラス線と左側LEDからのプラス線
後部座席の、右側LEDからのマイナス線と左側LEDからのマイナス線。後部座席の、右側LEDからのマイナス線と左側LEDからのマイナス線

2本のコードをまとめる作業をマイナス線(−)を例に

先端をよじって一体化させます2本のダブルコードの先端をよじってまとめる

丸形端子にかしめる際、ダブルコードの被覆を取った部分を折り返して太さを確保しました。先端を折り返して太さを確保

ビニールカバーをあらかじめ通しておきます。丸形端子にかしめる前にビニールカバーを通しておく

丸形端子の”かしめ”方は事前に調べておく

私は今回初めてこの端子を使ったので、かしめ方がよくわからず、そのばで調べて行ったのですが、なかなか難しかったです。しっかりとかしめないと線が抜けてしまいます。

コードの選択を丸型端子にセットコード先端を丸形端子にセット

コードの被覆ありの部分をかしめる
コードの被覆ありの部分をかしめるコードの被覆ありの部分をかしめる

コードの芯線の部分をかしめるコードの芯線の部分をかしめる

かしめ部分にビニールカバーをかぶせて完成かしめ部分にビニールカバーを被せる

同様にプラス線(+)の組も作成します

丸形端子をルームランプのバルブ接続部に割り込ませる

いったんルームランプのバルブを外し、丸形端子を差し込むように割り込ませます。
・右側:プラス(+)
・左側;マイナス(−)
です。ルームランプのバルブ接続部に配線を割り込ませる(スイフトスポーツZC33S)
ルームランプのユニットはゆったりとしたスペースがあるので、配線を収めるのも簡単だと思います。

点灯テスト

ルームランプユニットのスイッチが”OFF”の位置になっていることを確認してから、車体の電源コードをルームランプユニットに戻します。
ルームランプユニット自体も車体の天井に戻し、スイッチを”ON”にして、前席のルームランプ、後席のLEDルームランプが点灯すれば成功です。
後部座席にLEDランプを増設 スイフトスポーツZC33S後部座席にLEDランプを増設 スイフトスポーツZC33S

感想

夜間でも後部座席がしっかりと見えるようになり、大変満足しています。
足元に小物を落としてしまっても簡単に見つけられると思います。

2 thoughts on “後部座席にLEDルームランプを増設した

  1. 自分もスイスポの後席の暗さにとてもストレスを感じています。
    見た目を壊さずエーモン製品で制作費も抑えられるこの方法は妙案だと思います。
    ただSRSカーテンエアバックの飛び出し口だと思うのですが正常作動を電源ケーブルが阻止したりランプがはね飛ばないかは検討されてますか?

    1. こんにちは。筆者です。
      たしかにそうですね。
      私の車両の場合は、
      “セーフティパッケージなし”仕様のため、SRSカーテンエアバッグがありません。もしあったら、この手法は採らなかったと思います。
      セーフティパッケージ有り仕様の場合、フロントガラスやバンパーのレーダー装備、ブレーキアシスト装備などDIYに当たって影響が心配なところがありますね。

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