前回の記事ではXBee子機のユニット組み立てまでを行ったメモでした。
本記事ではXBeeの親機と子機間での通信テストについてメモしています。
XBeeの通信テストwith APIモード on Mac OS Xの全体を通しての手順
その(1)
・XBeeの購入
・XBee本体の設定用USB基板のドライバダウンロードとインストール
・『Next Generation XCTU』のダウンロードとインストール
・通信モードについて
・子機側のXBeeを「ZigBee Router API」に設定
・親機側のXBeeを「ZigBee Coordinator API」に設定
その(2)
・XBeeのピッチ変換基板の組み立て
・XBee子機のユニット組み立て
その(3):本記事
・Xbee親機-子機間の接続確認
・Xbee親機-子機間の通信テスト
本記事における手順
・Xbee親機-子機間の接続確認
・Xbee親機-子機間の通信テスト
Xbee親機-子機間の接続確認
親機のXBee(ZigBee Coordinator API設定済み)を挿したUSB変換基板をパソコンのUSBポートに挿します。
XCTUNGを起動し、認識されていることを確認します。
子機のXBeeユニットの電源を入れます。ピッチ変換基板のLEDが点灯するのを確認します。
XCTUで認識されている親機の欄の右側にある、縦に3つ並んだアイコンの中段にある青色のアイコンをクリックすると、子機が検索されます。
同じPAN IDが設定された子機のXBeeが表示される
「Add selected devices」をクリックすると、子機が一覧に追加されます
これで、親機と子機が無線で接続されていることが確認できました。
ちなみに、この一覧から子機をクリックすると、子機の設定をリモートで行うことができます。(さすがにファームウェアの書き換えはできませんが。)
親機を通じて子機の設定を変更できるのもAPIモードの利点だと思います。
Xbee親機-子機間の通信テスト
その(1)の記事で、XCTUを使って子機の設定をしたとき、1秒毎に親機にデータを送る設定をしていました。
ここでは、実際に1秒毎にデータが送信されていることを確認します。
XCTUのターミナルのアイコンをクリックすると、XBeeの操作ができる画面に切り替わります。
コマンドでXBeeを操作する画面
コンセントとプラグのアイコンをクリックすると、親機と子機の間の通信の様子が表示されます。一秒ごとに行が増えていきます。
さらに、送信されてきたデータの一覧から一行選択すると、具体的な通信内容(APIフレーム)を確認することができます。
以上でXBeeの動作確認テストは終了です。