ArduinoとRaspberry Piについて、まだ動作確認程度しかしていないのですが、今後これらをフィールドに持ち出した実験もしていきたいと考えています。
現状では、電源はパソコンのUSBポートから給電しているのであまりポータブルな感じではありません。
また、フィールドでもモバイルルーターなどを利用してネットワークへ接続できると、いっそう実験の幅に広がりがでると思うので、この辺りも検討したメモです。
もくじ
モバイルバッテリー「cheero Powerbox White 7000mAh」
Arduino、Raspberry PiともにUSBによる給電を行うことができます。そこで、USB給電ができるスマートフォンやタブレット端末向けのモバイルバッテリーを試してみることにしました。
今回購入したのはcheero Powerbox White 7000mAhです。
5V・1mAで給電できるUSBポートが2口あります。
ネットワークへの接続
Raspberry Piは標準でイーサネットのコネクタが付いています。
Arduinoはイーサネットシールドという基板を使うことで、有線LAN接続ができるようになります。
有線LANを無線LAN化するコンバーター
フィールドではこの有線LANを無線化して、さらにWiMAXなどのモバイルルーターに接続することで、ネットワーク接続を行うことが考えられます。
コンバーター「PLANEX 無線LANルーター ちびファイ 150Mbps MZK-RP150NA」
有線LANを無線化するためのコンバーターは、
PLANEX 無線LANルーター ちびファイ 150Mbps MZK-RP150NAを使いました。
ちびファイ MZK-RP150NA本体にもUSBによる給電が必要です。
ポータブル化したユニット
Raspberry Pi +モバイルバッテリー+イーサネット無線化アダプタ+モバイルルーターの組み合わせによる、ポータブル化したユニットの全体像です。
ぜんぜんコンパクトじゃないですね(´∀`)
LANケーブルをフラット型の短いものにしたり、ケースを自作するなどしてうまく収納すれば、それなりにコンパクトなユニットになると思います。
※参考:ちびファイ MZK-RP150NAをコンバーターモードに切り替えた後、ワイヤレスネットワークを検索しても、一つもSSIDが見つからないというトラブルに見舞われたのですが、ちびファイ MZK-RP150NAの電源を落として接続しなおすと、無事にワイヤレスネットワークを検出することができるようになりました。
Arduinoのイーサネットシールドは持っていないので、給電のみのイメージですが、こんな感じです。
モバイルバッテリーを使用する際の注意点
給電しているデバイスがスリープのような省電力状態だと、モバイルバッテリーが給電を停止してしまいます。本来、充電が目的なので仕方ないかもしれません。。。