2018年12月23日2021年2月11日

車のオーディオデッキを交換した

車(ホンダ・ライフ【JB5】)のオーディオデッキを自力で交換してみた。
いろいろな曲でプレイリストを作って聴きたいのですが、純正オーディオデッキはCDとMDなうえ、AUX端子もついていないので、iPodやスマートフォンを利用することもできず、とても不便でした。



自力で交換できるのか

今回対象とするホンダ・ライフ(JB5)は平成16年登録と、当記事の作成時点で14年経過しており、自力でオーディオデッキを交換した事例を先達さま方がネット上に残していただいておられます。基本的な流れはそれらに従うことで作業を進めることができます。
が、同じ車のモデルでも、微妙に違う箇所があるようです。

準備物

オーディオデッキ:DEH-5500(パイオニア)

¥11,538

AUX端子どころか、USB端子、Bluetoothも搭載していて、専用アプリを入れたスマートフォンからのデッキ操作もできる機種です。

デッキを購入するにあたって調べていると、CDドライブが付いていない機種(MVH-6500)、Bluetoothが付いていない機種(DEH-4500)、CDとUSB端子、AUX端子のみの機種(MVH-3500)など、けっこう細分化されていることがわかりました。
CDドライブは要らないかな、と思いましたが、価格差が¥1,000程度だったので、CDドライブ付きの本機種を選びました。

サイズの規格

DINという規格で、1DINが2段で2DIN。ライフには2DINサイズのオーディオデッキが付いていました。今回購入したDEH-5500は1DINサイズなので、半分スペースが空いてしまいます。その空きを埋めるのが、次項の小物入れです。

小物入れ:Dサイズ用小物入れ AD-378(パイオニア)

¥1,296

オーディオハーネス:2207(エーモン)

¥700

電源やスピーカーなどにつながるコードが束になってコネクタに集約されています。車側のコネクタとオーディオデッキ側のコネクタから出ているコード同士をつなげるものです。
メーカー、車種によってコネクタの仕様が異なります。

アンテナ変換コード:2065(エーモン)

¥945

ラジオのアンテナにつながっている車側からでているコネクタと、オーディオデッキをつなげるものです。
これもメーカー、車種によって仕様が異なります。

内張りはがし

¥999

オーディオデッキを交換するには、センタークラスターのパネルを全面的に取り外す必要があるため、これを使います。
今回は写真の上から3番目、4番目のものしか使っていません。

ドライバー、ソケットレンチ

持っていた工具セットに入っているものを使いました。

交換の流れ

オーディオハーネス類の接続

オーディオデッキ側とハーネス(オーディオ、アンテナ)を先に接続しておきます。

左がオーディオデッキに付いてきたコネクタ、右が車両側に接続するコネクタです。

同じ色のコード同士を接続していきます。
黒いコードはアース線です。これは、オーディオデッキを車に組み付けるときに、車のボディに接する適当な箇所に固定しますので、後ほど。

次項より、車内作業になります。

足元のパネルはがし

足元にある左右2本のプッシュピンと、カップホルダー部分にある1本のネジを外します。

助手席側のプッシュピン

運転席側のプッシュピン


プッシュピンの外し方は、こう↓

カップホルダー部分のネジは下からのぞき込まないと見えません。
カップホルダーを引き出して、下から見た図↓

あとは
パネルを頑張って引っ張ると外れますが、シガーソケットにコネクタがつながっているので、外してからパネルを除去します。(下図はすでにコネクタを外して、パネルも除去した後です。)

パネルが外れた時、カランっと金属音が鳴って、何やらパーツが外れて落ちる音がしました。
パネルを固定するクリップが外れたようです。

外れたクリップは元の箇所に戻しておきます。

エアコンのコントローラーパネルはがし

エアコンのコントローラーパネルを外すときにも、クリップが一つ外れてしまいました。

オートエアコンのため、コネクタ一つがパネルにつながっているだけなので、これを外せばパネルが取れるのですが、コネクタのコード長に遊びが少なく、エアコンパネルの隙間から手を入れて外すことができませんでした。

試行錯誤した結果、パネルの下から手を突っ込んで、こういう形で引っ張って外しました。

オーディオデッキ固定ねじの取り外し

オーディオデッキを車体に固定しているねじを外します。

ソケットレンチで六角のねじを2本外します。

オーディオデッキ取り出し

ベゼル(枠)ごと外します。

右側にリアウィンドウのデフロスタースイッチのコネクタが付いているので、まず外します。

オーディオデッキ背面のオーディオハーネスのコネクタと、アンテナコードのコネクタを外します。

あとばベゼルごとオーディオデッキを取り出すことができます。
ベゼルの左右合計で8本のボルトを外します。

ベゼルとオーディオデッキを分離します。

※ベゼルが無くて、オーディオデッキがパネルと一体化しているモデルもあるようです。その場合は、オーディオデッキの取り付けキットを別途購入する必要があります。

ベゼルに新しいオーディオデッキを付け直して、小物入れも取り付け

画像を撮るのを忘れました。。。

ハーネスを車側と接続して、デッキを元にもどす

コードのうち、黒色のアース線については、↓のオーディオデッキ固定のボルト締めるときに一緒に噛ませました。

あとは、エアコンパネルと足元のパネルも元に戻して完了です。

作業終了

所要時間

いろいろと勝手がわからず、3時間30分ほどかかってしまいました。

交換してみて

初年度登録から14年が経過し、よく売れた車種ですが、さすがに今となっては日に日に道で同車種とすれ違うことが少なくなってきて、自動車税も重課税率が課されて¥5,000以上も税金が上がってしまったライフくんも、最新装備をまとって魅力がアップしました。

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