スイフトスポーツZC33Sの
・シフトノブ
・リバースノブ
を社外品に交換しました。
もくじ
純正シフトノブ
スイフトスポーツZC33Sに取り付けができるシフトノブを検討
車種によって取り付けられるシフトノブの仕様が異なるので確認。
1.ネジの仕様
M12×1.25
シフトノブはシフトレバーの支柱の先のネジにまわして取り付けます。このネジの太さ、ネジ溝の幅(ピッチ)が車両に合うか確認します。
リバースノブの形状と合うか
Rギアに入れるとき、スイフトスポーツではリバースノブという部分を引き上げながらリバースのポジションに入れます。
このリバースノブを引き上げたとき、シフトノブの下部に干渉しない形状、サイズであるかを確認する必要があります。
社外品のシフトノブで、干渉してしまう例
この場合、取り付けてもギアをリバースに入れられなくなってしまいます。。。
シフトノブに印字されているシフトパターンが車両に合っているか
Rポジションは右下
6段MTの場合、リバース(R)ギアの配置が左上か、右下になります。
スイフトスポーツは右下にRがあります。
リバースノブ
先述したように、スイフトスポーツZC33Sに装着するシフトノブはリバースノブの形状、サイズに依存します。社外品でもスイフトスポーツ用として売られている製品であれば、このリバースノブに適合するように作られていると思います。
専用品でないシフトノブを装着したい場合
そこで、このリバースシフトノブ自体も社外品に交換することで、シフトノブの選択肢を少し広げることができます。
ホンダのTYPE R系の純正シフトノブを装着したかったけど、無理でした
ホンダのTYPE Rシリーズのイメージである
・球状
・アルミ製?
・シフトパターン刻印
というものを装着したかったのですが、
ネジの経、ピッチが適合せず、アダプターもなく、断念
ホンダのシフトノブ(フロアシフト)の特殊な仕様に阻まれました。
ホンダのシフトノブ(フロアシフト)のネジ仕様はM10×1.5
ネットショップで「M10×1.5→M12×1.25」変換アダプターがないか探しましたが、需要がないのかみつかりませんでした、残念。
選んだシフトノブ
¥1,480(税込・送料込)楽天で購入
ホンダのタイプRっぽい感じのものを探しました。
ネジは樹脂製のアダプタが付属しており、車両に適合するものを使います。
選んだリバースノブ
¥8,860(税込・送料込)楽天で購入
※ZC32S用となっていますが、ZC33Sに装着できます。
Eリングという金属パーツとグリスが付属しています。
純正と比べて、シフトノブに入り込む箇所がかなり細くなっています。
シフトノブの交換作業
純正シフトノブを外す(反時計回りにまわして)
スイフトスポーツZC33Sのシフトノブ交換ネタでは定番ですが、ネジ部に接着剤が使われており、回そうとしても、めちゃくちゃ固いです。ですが、とある道具を使えばあっさりと回ります。
ベルトレンチ
最初はタオルを巻きつけて、素手で回そうとしましたが、20分くらい頑張っても全く外れる気配がなかったので、たまらず近くのホームセンターに走り、買ってきました。
ベルトを巻き付けて、一思いに回すと、「バキッ」という音とともに、あっさりと回りました。。。素手で回すのは余程の怪力でもないと無理ではないかと思いました。
シフトノブのネジ部分に付いている接着剤を除去する
この作業が地味に面倒でした。カッターを使い、地味に削りました。
とりえあずシフトノブを装着
今回選んだシフトノブは、リバースノブを替えなくても装着が可能なものでした。
とりあえず装着してみました。
。。。見た目は不格好ですが、問題なくRギアにも入ります。
リバースノブの装着
メタリックなシフトノブと同じ雰囲気の社外品リバースシフトノブを装着します。
センターコンソールのフレームを外す
シフトブーツがセンターコンソールのフレームで挟み込まれているので、このフレームを外します。内装剥がしを使って外していきます。↑の画像では手前を浮かせていますが、実際は奥の方から外していきました。なかなか外れませんが、根気よく外していきます。
Eリングを外す
Eリングという金属パーツを取り外します。ラジオペンチを使って取り外しました。
とても固く、外れた際は反動で飛んでいきました。
樹脂リング、スプリングを外す
リバースノブを引き抜く
シフトブーツをめくり上げると、ゴムリングで止められています。ゴムリングを外しますが、後で再利用するのでなくさないようにします。
グリスを塗る
白く見えるのはグリスです。同じ色のグリスがリバースノブに付属してくるので、同じように塗ります。
リバースノブを装着する
取り付けるリバースノブを、これまでの逆順で元に戻していきます。
Eリングの取り付けに注意する
Eリングの取り付けに苦労しました。めちゃくちゃ固く、ラジオペンチでつまんで取り付けようとしましたが、何度も弾き飛ばされ、車内で紛失しそうになりヒヤヒヤしました。
結局、リングをペンチでつまむのではなく、リングの端から押し付ける形でようやく取り付けることができました。
後から知ったのですが、「Eリングプライヤー」という専用工具が存在するんですね。。。
リバースノブ取り付け完了
シフトノブを取り付け
シフトノブとリバースノブの間の隙間は気になりますが、純正のリバースノブよりは違和感は少ないかと思います。
追記:別のシフトノブに交換しました↓