2015年5月20日2021年2月11日

Mac OS X YosemiteにPHP5.6をソースコードからインストール

Max OS X YosemiteにLAMP環境(Linux,Apache,MySQL,PHP)をソースコードからインストールするシリーズのPHP編です。

前提となる環境

・OSはMac OS X Yosemite(10.10.3)
・Apache2.4がインストールされていること
Apache2.4のインストールについての記事はこちら

0.方針

Apache2.4をインストールした時と同様に、

/Users/ユーザ名/programs

の中にインストールしていきます。

1.各種ライブラリのインストール

まず、PHP5.6のビルドに必要な各種ライブラリをインストールします。
今回ビルドしたのは
・curl (https://curl.haxx.se/)
・GNU Libtool (http://www.gnu.org/software/libtool/)
・libpng (http://www.libpng.org/pub/png/libpng.html)
・libjpeg (http://www.ijg.org/)
です。

curl

※CMAKEが使える状態であるとします。

cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX='/インストール先のパス'
make install

libtool

./configure --prefix='/Users/ユーザ名/programs/libtool'

make
make test
make install

libpng

./configure --prefix='/Users/ユーザ名/programs/libpng'

make
make test
make install

libjpeg

./configure --prefix='/Users/ユーザ名/programs/libjpeg'

make
make test
make install

3.PHP5.6のビルド&インストール

Apacheのときと同じように、パスをシェル変数に置き換えてビルド&インストールします。

#インストールするトップ階層
INST_DIR='/Users/ユーザ名/programs'

#PHPおよび関連するライブラリへのパス
PREF_PHP=${INST_DIR}/php-5.6
PREF_LIBTOOL=${INST_DIR}/libtool
PREF_LIBPNG=${INST_DIR}/libpng
PREF_LIBJPG=${INST_DIR}/jpeg-9a
PREF_LIBCURL=${INST_DIR}/curl

 
#以下はApacheインストール時にビルドしたものへのパス
PREF_HTTPD=${INST_DIR}/httpd-2.4
PREF_PCRE=${INST_DIR}/pcre
PREF_ZLIB=${INST_DIR}/zlib
PREF_LIBXML2=${INST_DIR}/libxml2
PREF_OPENSSL=${INST_DIR}/openssl-1.0
 
#phpのビルド設定
./configure \
--prefix=${PREF_PHP} \
--with-apxs2=${PREF_HTTPD}/bin/apxs \
--with-pcre-dir=${PREF_PCRE} \
--with-pcre-regex=${PREF_PCRE} \
--with-zlib-dir=${PREF_ZLIB} \
--with-libxml-dir=${PREF_LIBXML2} \
--with-config-file-path=${PREF_PHP} \--enable-calendar \
--with-jpeg-dir=${PREF_LIBJPG} \
--with-png-dir=${PREF_LIBPNG} \
--with-openssl-dir=${PREF_OPENSSL} \
--with-curl=${PREF_LIBCURL} \
--enable-shared=${PREF_LIBTOOL}/bin/libtool \
--enable-exif \
--enable-mbstring \
--with-mysql \
--with-pdo-mysql \
--with-pear \
--with-gd \
--enable-gd-native-ttf \
--enable-gd-jis-conv \

make
make test
make install

以上でPHPのビルドは完了です。

余談ですが、phpのmake testは結構時間がかかります。自分の環境では10分はかかっていたと思います。

2.設定ファイルの配置

php.iniファイルの配置

phpの各種設定を行う”php.ini”ファイルをphpのトップ階層に配置します。
php.iniファイルの雛形はphpのソースディレクトリのトップ階層に
・php.ini-development
・php.ini-production
があるので、いずれかをコピーして”php.ini”にリネームします。

httpd.confの設定

Apacheの設定ファイル”httpd.conf”に

PHPIniDir php.iniファイルへのパス

を記述します。
また、同httpd.confファイルに

AddType application/x-httpd-php .php .html

を記述することで、.htmlファイルにphpを記述してもphpプログラムとして実行することができるようになります。

phpの動作確認

Apacheのhtdocs内に以下のようなPHP関数を記述したファイル(test.phpとします)を配置します。

<?php
 phpinfo()
?

ブラウザからtest.phpにアクセスすると、PHPが有効になっている場合にはインストールされたPHPの設定一覧が表示されます。

次回はMySQLのソースからのビルド&インストールおよびPHPとの連携について扱います。

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