2014年5月22日2021年9月26日

XBeeの通信テストwith APIモード on Mac OS X その(3)

前回の記事ではXBee子機のユニット組み立てまでを行ったメモでした。
本記事ではXBeeの親機と子機間での通信テストについてメモしています。

XBeeの通信テストwith APIモード on Mac OS Xの全体を通しての手順

その(1)
・XBeeの購入
・XBee本体の設定用USB基板のドライバダウンロードとインストール
・『Next Generation XCTU』のダウンロードとインストール
・通信モードについて
・子機側のXBeeを「ZigBee Router API」に設定
・親機側のXBeeを「ZigBee Coordinator API」に設定
その(2)
・XBeeのピッチ変換基板の組み立て
・XBee子機のユニット組み立て
その(3):本記事
・Xbee親機-子機間の接続確認
・Xbee親機-子機間の通信テスト

本記事における手順

・Xbee親機-子機間の接続確認
・Xbee親機-子機間の通信テスト

Xbee親機-子機間の接続確認

親機のXBee(ZigBee Coordinator API設定済み)を挿したUSB変換基板をパソコンのUSBポートに挿します。
XCTUNGを起動し、認識されていることを確認します。

子機のXBeeユニットの電源を入れます。ピッチ変換基板のLEDが点灯するのを確認します。

XCTUで認識されている親機の欄の右側にある、縦に3つ並んだアイコンの中段にある青色のアイコンをクリックすると、子機が検索されます。
同じPAN IDが設定された子機のXBeeが表示される
「Add selected devices」をクリックすると、子機が一覧に追加されます

これで、親機と子機が無線で接続されていることが確認できました。

ちなみに、この一覧から子機をクリックすると、子機の設定をリモートで行うことができます。(さすがにファームウェアの書き換えはできませんが。)
親機を通じて子機の設定を変更できるのもAPIモードの利点だと思います。

Xbee親機-子機間の通信テスト

その(1)の記事で、XCTUを使って子機の設定をしたとき、1秒毎に親機にデータを送る設定をしていました。
ここでは、実際に1秒毎にデータが送信されていることを確認します。

XCTUのターミナルのアイコンをクリックすると、XBeeの操作ができる画面に切り替わります。

コマンドでXBeeを操作する画面
スクリーンショット-2014-05-20-0.04.19
コンセントとプラグのアイコンをクリックすると、親機と子機の間の通信の様子が表示されます。一秒ごとに行が増えていきます。
スクリーンショット-2014-05-20-0.04.31さらに、送信されてきたデータの一覧から一行選択すると、具体的な通信内容(APIフレーム)を確認することができます。
スクリーンショット-2014-05-20-0.05.08

以上でXBeeの動作確認テストは終了です。

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